メタタグの誤用など直ぐにでも修正できるチェックポイント

数多くのウェブサイトを見ていると、思わず勿体無いと叫んでしまいそうなミスがたくさん見つかることがあります。

SEOを生業としていると、クセとしてソースを見る、という行動があるのですが、もはや職業病と言うかSEO病と言ってもいいかもしれません。

SEOに疎くても修正できるチェックポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

一番多いと思われるのが、metaタグのディクスリプションの記述ですね。
全てのページで同じ文章が用いられていることは避けるようにしましょう。
ディスクリプションは、そのページの要約にあたるので、本文やタイトルと全く関係のないことを記述すると、検索エンジンはおろかユーザーに対して裏切行為に等しいので、直ぐに改善しまょう。

タイトルについても同様で、ページ毎に書き換えます。
企業サイトで全ページのタイトルが企業名だけだったというケースも見受けられますので、ページ毎に適切なタイトルを記述しましょう。

それから、ページの内容についてですが、1テーマ立てたら完結するようにしてください。
続きは次のページへ、と誘導してユーザーの滞在時間を増やすという稚拙な手法は、ユーザーには感じ取られないものです。
ページをめくること自体、面倒に思うユーザーの方が圧倒的に多いのです。
余程の権威で無い限りは、1テーマ1ページで完結しましょう。

SEOエキスパートを目指すSEOビギナーの壁とは

SEOエキスパートの定義は明確なものはありません。
SEOの実力や実績はともかく、名乗ってしまえばSEOエキスパートに今日からでもなれるという有様ですが、安易な宣言は自分のためにはなりませんね。

SEOビギナーがSEOエキスパートとして第三者から認められるためには、どういう壁を乗り越える必要があるのでしょうか。
マインド面や実務面から考えてみたいと思います。

まず、SEOエキスパートとしての在り方を考えてみましょう。
SEOエキスパートに必要な能力はSEOの技術だけではなく、クライアントのウェブ戦略をサポートする行動力の他、悩みを解決するカウンセリング能力、そしてSEOチームをまとめる統率力、大規模プロジェクトの管理運営能力などが挙げられると思います。

SEOビギナーはSEO技術の習得が中心であり、いかに実務によってクライアントの要望に応えるかということが業務の中心ですが、SEOエキスパートへの階段を登るためには、ひとつずつ前述のような能力を習得していく必要があります。

手っ取り早い方法は、大規模なSEOプロジェクトの責任者として業務を遂行することにありますが、残念ながら、あまりそういう機会には恵まれないでしょう。
日本のSEOに対する認知は、まだ発展途上ですので、クライアント企業の利益を増大させる実績をコツコツと積み重ねることが最良です。